今回のご紹介は、インターネットマーケティングに関しての本です。
最近、私はこのブログを含めていくつかのサイトを立ち上げましたので、インターネットを学ぼうということで読んでみました。
よければHPともう一つのブログも見てくださいね!
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さて、本題に戻りますがインターネットと言えばやはり王道はyahoo!。インターネットの普及から今でも最強のポータルサイト(ヤフー自身はポータルとは呼ばないらしいが・・)の座を守り続けています。
「ヤフーがなぜ成功したのか?」、「これからどうしていくのか?」非常に興味深い内容でした。
まず、「ヤフーがなぜ成功したのか?」つまり、ヤフーが他のサイトと何を差別化しているのか?
その一つに「最新のテクノロジーをあえて使用しない」といったポリシーがあるようです。その機能を使っても、そのサービスを利用できない人の比率が1%を切るまで使用禁止ということで、かなり使う側の視点にたったポリシーであると思います。
私たちの業界(SE)でも、カスタマーフォーカス(お客様の視点で)という考え方をここ最近はとても重視する傾向がありますが、やはりいくら便利な"機能"を備えていても使い方を覚えるのが面倒であればやはり使われなくなってしまいますからね。
ただ、yahoo!がうまいなと思うのは、マーケットイン(市場に合わせたモノを作る)だけを徹底するわけでもなく、むしろ強気なプロダクトアウト(作ったモノを売る)でも成功を収めていることです。
オークションがその典型ですが、インターネット・サービスでは製造業に比べて、安価に、比較的短い開発期間でサービスが開発できること、従来のサービス業に比べて、流通や宣伝にお金がかからないこと、だから"比較的"容易に試すことができる。しかも、結果が比較的短期間で分かる。さらに失敗であれば、撤退も簡単というメリットがあります。
これらをフルに生かしていることも強みの一つでしょう。
もう一点の「これからどうしていくのか?」ですが、yahoo!はポータルサイトではなくソリューションサイトを目指していくとのことです。
ポータルサイトとしてのyahoo!は、インターネット・ユーザーに対し、すでに80%を超えるリーチを実現しました。
これが10%、20%という数字であれば、さらに伸ばす!という姿勢が正しいと思いますがここからさらに伸ばしていくことは至難の技でしょう。残されたわずかな市場を無理やり取ろうとしても非効率になる可能性が高いですから。
リーチを伸ばすことを水平展開と考えるなら、これからのyaoo!が目指す道は垂直展開にあたるそうです。つまり、一人一人のユーザーとの接点を深く掘り下げていくといった事業展開です。
今までの、来てもらった人の目的をガイドするだけでなく、yahoo!の中だけでその目的を完結してもらおうという壮大な一人勝ちを目指すわけです。ポータルサイト=玄関ではなく、その入り口の先も自分で用意する、それはどういうことか?
方法は三つ、
・自前で作る
・流行のM&A
・業務提携
yaoo!はこの中でも業務提携を中心に行っています。
セブン-イレブン・ジャパンと包括業務提携、リクルート(じゃらんnet)と提携、etc・・
「自分たちが得意でない分野は、そこが得意なナンバーワン企業とストラテジックパートナーシップを組むべきだというのがヤフーの考え方」というように、最高のモノを提供するというポリシーは健在なわけですね。これがすごい・・
正直、”ポータルサイトから、ソリューションサイトへ”、読み始めたときはyahoo!は自分の得意分野を誤って、守備範囲を広げて失敗するのでは?と思いました。
ポータルの導く先を自前で全部作ったら、どれだけの資金が必要となることか、また後追いで勝てるのか?中途半端なサービスを作り上げてしまったらそこへ導こうとするyahoo!自体への影響も出てくるのでは?
また、M&Aをごり押しし続けてもインターネット企業が何度もTV局の買収に失敗するように、資金や時間のリスクをともなうでしょう。
市場=マーケットプレイスであるから排他の論理はなく、すべてを包含して昇華する。これなら、強い。。失敗するなどと考えた私が浅はかであったと思い知らされました。現に私はじゃらんnetなどのサービスを利用していますが、そこにyahoo!の手が伸びていることに気づきもしなかったわけですから。
M&Aを得意とするソフトバンクグループにいながらこういった戦略というのもまた面白かったですね。(もちろん提携一辺倒ではなく、見極めてM&Aや自前もやるのでしょうが)
いろいろ書きましたが、まだ書ききれないくらい興味深い内容がたくさんありました。最初の目的の自分のHPに生かそうといった規模をはるかに超えていました、やはりyahoo!は強者の論理ですから。しかし、学ぶことはとても多かった。
興味のある方は是非読んでみてください、おすすめの一冊です。
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